あまりにも増えすぎたCDを整理するのに、私は「CASE LOGIC」というところからでている、100枚入りのCDケースを愛用しています。しかしそれももう5冊を数え、他にも48枚入りやなにやら。しかも、そこに入りきらない同じ位の枚数のCDは、札幌の実家の地下室の段ボール箱に眠っている始末。そんな中でもケースナンバー2番は、「100万円出されても売らない」と心に決めている、私の中の歴史的名盤達が眠っているのです。そこで、その私の中の歴史的名盤CDの中から、更に厳選してここに紹介してみたいと思います。ちなみにここに紹介したもののほとんどは、いまでもレコ屋で買えるハズ。興味のある人はレコ屋に走れ!!
そんなわけで第1弾は、私の音楽のルーツとも言えるZTT RECORDS特集で。何故にZTTなのか?というより「そんなレーベルしらん」という人の方が多いかも知れないが、1980年代からスキームービーをがっちり見てた人には「あ〜 あれだ!!」という超メジャーなレーベル。永遠のスキーバム映画「マルチーズフラミンゴ」を筆頭に、当時のグレッグスタンプムービーのサウンドトラックを担当していたのが、ZTTレコーズの総帥、トレバー・ホーンだったのだ。プロパガンダ、フランキーゴーズトゥーハリウッド、グレース・ジョーンズ、アートオブノイズ。他にもまだまだいるけど、どうしても手に入れたくて手に入れられなかったのが、NASTY ROX。もしこれを見た人の中で、ナスティーロックスのアルバムを持っている人がいたら、絶対連絡してください。もし譲ってくれるなら、万の額で買い取らせていただきます。

ZTTというよりテクノという話になって出てこないはずはない808STATE。イギリスのマンチェスター出身のDJ4人が作ったユニット。特に隆二のお気に入りはグラハム・メッセイ。ビヨーク等の有名どころのミックスも手がけるグラハム。天才肌という言葉がぴったりな彼だが、他の3人ももちろん奇才揃いの808。1990年に彼らがアメリカ進出したときのアルバムがこれ。このアルバムはアメリカ版のみの発売で厳密に言うと、彼らのオリジナルアルバムという扱いにはならないのだが、1枚目のアルバムの楽曲に加えて、他にもCUBIKやPACIFICのリミックスなのど、アルバム収録曲以外の曲も聴けるお買い得盤。
多分今なら¥1760−位で買えるはず。

これはヤバ過ぎ。SF映画ファンなら当たり前のようにチェキってる「BLADE RUNNER」や「ロボコップ」なんかのサンプリングの嵐。ハードなラップともろSF映画の世界にどっぷりと浸かれる一枚。特に隆二のお気に入りは3曲目。ブレードランナーの中でレプリカント(サイボーグ)を作ったタイレルのことをネタにしたその名も「タイレル」。ブレードランナーを見たことある人なら、必ず鳥肌モノです。奴らはこれ以降シングルのみでアルバムは出していないハズ。でもそのシングルもヘボかった。だけどこれは別。これは今でも手にはいるのか?まさにこれこそ過去に残したい一枚。

こちらはマシンガンラップで一世を風靡したMC TUNESのアルバム。1曲目のTHE ONLY RHYME TAHT BITESは、808のプロデュースによるもので、サンプリングのネタは西部劇「大いなる西部」のテーマ。これだけでも一聴の価値はある一枚。このころのZTTが一番面白かったかも?

なんだかんだ言って、一枚だけ買うならこれ。ZTTの10周年を記念して発売されたオールスターアルバム。もちろん808やMC TUNESも参加しているが、他にも前述のプロパガンダやフランキーゴーズトゥーハリウッドも聴くことができる。お勧めはフランキーゴーズトゥーハリウッドの大ヒット曲「リラックス」や「TWO TRIBES」のリミックス。かっこいい。他にもグレース・ジョーンズの名曲「SLAVE TO THE RHYTHM」など、おいしいところが目白押し。上の3枚が何がなんだか分からなかった人は、とりあえずこれを聴いてみることをお勧めする。一番最後に流れるアートオブノイズの「MOMENTS IN LOVE」で、涙したのは俺だけか?