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VOICE 〜Re Ism企画開発担当・岩渕隆二からのメッセージ〜
Theme 3 「LA-Fへの想い」
LA-Fはいつも私の心の中心にあります。レース用、基礎用、モーグル用に飛び用のツインチップ、さらにはパウダー用のファットスキー。私がいつも思うのは「スキー用のスキーはどれ?」です。滑り方を限定してしまえば、そういった「~用のスキー」もすばらしいモノがたくさんあります。確かにモーグルスキーやツインチップスキーの中には歴史的に見れば、その黎明期において、日本国内で爆発的に売れたスキーもあります。いきなりスキーの歴史的な話になってしまいますが、そういったヒット商品には単純な理由があるのです。
カービングスキー登場以前のモーグルスキー、そして後ろ向きに滑るためにテールが上がったツインチップスキー。そういったスキーが登場し、当時のスキーヤーにヒットしたのは、それが当時の「何でもできるスキー」だったからです。「1台で何でもできるスキー」「どこでも滑ることができるスキー」。その時代時代において、ジャンルにとらわれない多くのスキーヤーの心をとらえたスキーは、やがてジャンルの細分化によって「~用のスキー」の中に埋もれていきました。そして、細分化されたジャンルの中で「~用の性能」を特化させた結果、そういったスキーの中でも「何でもできそうなスキー」は、より見えにくくなってしまったのが現状だと思います。
「スキーをするためのスキー」が見えにくい現在、ジャンルにとらわれることのない多くのスキーヤーにとって、たくさんのスキーの中から「自分にあった1台」を選ぶのは、ある意味大変な作業になってしまったように感じるのは私だけでしょうか?
だから私はLA-Fを開発するに当たって「私たちがスキーをするのに必要なスキー」を目指しました。そして、これからも常にLA-Fという名前を冠したスキーは「スキーをするためのスキー」でなくてはいけないと考えます。Lost And Found=LA-F、私や私の友人達はもちろん、ひとりでも多くのスキーヤーに「スキーって楽しい!」、そんな気持ちを再発見して欲しいのです。
これ以上、細かいことは言いません。LA-Fに乗って雪の上に立ってみて下さい。
私の言いたかったことを、すべてLA-Fがみなさんに伝えてくれると思います。
